南仏プロヴァンス・テロワールの恵み
南仏に散在する、広大な土地に建っている南仏風の館を「MAS=マス(フランス語ではめずらしく“ス”の発音をする)」といいます。アルプスから吹き降ろしてくミストラルと輝く太陽をシャットアウトしているかのように、館の窓は、小さいのが特徴です。
さんさんと輝く太陽、青い空とアーモンドやオリーブの木々…プロヴァンスの恵みをぎゅっと詰め、オリーブオイルを知り尽くしたMarina AMBROGI(マリーナ・アンブロギ)さんが丹精こめてブレンドしました。
どこが違うの?
オリーブオイルを知り尽くしたマリーナ・ブレンド
「ゴッホの跳ね橋」で有名なアルルから8km、南仏プロヴァンスの中心部に位置するヴァレ・ド・ボー・ド・プロヴァンス(Vallée des Baux de Provence)に、50ヘクタールのオリーブ畑を所有しています。館の周囲で栽培されているオリーブ畑の栽培方法は、下草を残し、剪定もハサミで行うという、できるだけ木に負担のかからない方法です。
また、試行錯誤の結果、オリーブの木の品種を単一で栽培するのではなく、A.O.P.ヴァレドボーの条件であるアグランド、グロサーヌ、サロナンク、ヴェルダルの4種をランダムに植える方が納得のいくオリーブオイルに仕上がるという結論に達しました。
A.O.P. ヴァレ・ド・ボーのオリーブオイルは、ボルドーワインと同様に、ブレンド(アグランド、グロサーヌ、サロナンク、ヴェルダル)のオイルのみです。ブレンドのノウハウが、おのおのドメーヌによっての味になり、個性になります。50ヘクタールのオリーブ畑から、納得のいくオリーブだけを使用するため、生産数量はおのずと限られています。