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COPPIELLO GIOVANNI/コピエロ・ジョヴァンニ

馬肉の名士

コピエロ・ジョバンニ社はベネト州パドヴァに位置し、50年間以上も馬肉の製品に特化して作り続けて来ました。
コピエロ社の先代は馬の農家であり、馬肉の美味さを生かしたブレザオーラの生産を始めました。 

どこが違うの?

品質へのこだわり

「ブレザオーラ」を聞くと牛肉を使った生ハムを思い浮かぶことが多いかもしれませんが、実は馬のブレザオーラ・ディ・エクイーナは数百年の歴史を経て今に生き続けている伝統的なサルーミです。
紀元前から馬は戦の移動や戦闘手段として使用されていました。当時の中欧の蛮族は戦場で負傷した馬を無駄にしないために生で食べていました。5世紀にローマ帝国が終焉を迎えると、彼らは現在の北イタリアに侵略し、馬肉を食べる習慣を広めました。中世になると食肉の塩漬けの技術が生まれ、またオリエントとの交易により香辛料がもたらされ、香辛料の殺菌作用により塩分を控えながらも保存性が向上し、また食肉に風味が加わるようになりました。そして17世紀には食肉乾燥に技術が燻煙技術の導入により向上しました。乾燥室の床に炭の残り火をまくことで食肉の水分が少なくなり、肉の味を濃くすることができました。
“Bresaola” という名前の由来は、“brasa” (灰、ロースト) と “sal” (塩) の意味を持っています。これが馬肉に始まるブレザオーラの起源です。