アルザス産シュークルート(塩漬けキャベツ)
新物は8月にできあがるシュークルート。フレッシュな時期はぜひ豚肉料理の副素材として……
商品のこだわり
Ades-Weber社は、ストラスブールの少し南西に位置するobernai(オベルネ)にて1936年以来シュークルートを作り続けています。この地方の県庁所在地でもあるObernaiは、
アルザスらしい家々が並ぶ美しい町で、すぐそばには、“キャベツの町”と呼ばれるKrautargersheim(クラウターガースハイム)を中心に、Meistratzheim(マイシュトラッツハイム)とInnenheim(インネンハイム)によって形作られる「キャベツ畑のトライアングル」が650haにわたって広がります。見渡す限りキャベツが並ぶ、まさに「キャベツ街道」の中心地です(アルザス産のシュークルートは、フランス国内生産量の70%を占めています)。
ADES氏は、シュークルートの原料であるキャベツの栽培者でもあります。自家畑にて、Fil d’or, Europe, Alsior などの品種も栽培していますが、80%を占めるメインはQuintal種で、シュークルートに最適な、歯ごたえのよい葉がぎゅっと詰まった重みのあるキャベツです。収穫後すぐ丁寧にカットし、気候状況により微調整をしながら塩を加え、重しをして6-8週間。大量生産型とは全く味わいの違う、やわらかな酸味とクリアな色合いが美しいシュークルート・クリュ(フレッシュ)ができあがります。
中国では万里の長城建設中にすでに食べられていたというシュークルート(発酵キャベツ)は、5世紀ごろにはフン族のアッティラ王により、ヨーロッパにも伝わりました。
塩漬けによる発酵法は、ヨーロッパに伝わってから発明されました。キャベツに含まれる乳酸菌による自然発酵により長期保存が可能なシュークルートは、ビタミンCもたっぷりで、冬の貴重な栄養源として重宝されてきました。キャベツに含まれるビタミンUは、整腸作用があり薬などにも用いられています。
クリュならではのしゃきしゃき感は、伝統的な煮込みだけでなく、サラダや魚料理の付け合せにもご利用いただけます。
毎年9月最終日曜は、クラウターガースハイムでシュークルート祭りが開催されます。
内容量 | 1㎏真空 10㎏/バケツ |
アレルギー情報 (特定原材料等28品目) | 無し |
保存方法 | 冷蔵保存(10℃以下) |